科学支援団体は8か国からの移民を禁止した米国政府に反対表明
最近、米国政府はイラン、リビヤ、ソマリア、シリア、イエーメン、チャド、北朝鮮、ベネズエラの8か国からの移民を禁止した。この事は研究者や学術団体に大きな懸案事項を引き起こした。先週、ある科学支援団体は、この禁止によって、米国の科学・技術基盤を弱体化させる恐れがあると表明した。
80以上の団体が政府の禁止令によって既にマイナスの影響が出ているとトランプ大統領に書簡を送っている。書簡は「ホワイトハウスの声明及び政策が、研究、就業、学会への参加、新たなビジネスを築くのに理想的な国として米国を選ぶ世界の多くの極めて優秀な学生、学者、科学者達を失望させている。」
事実、これ等の国から米国での学会発表に行こうとしている科学者達の入国ビザの発行が却下されている。大統領宛に送られた書簡には、American Association for the Advancement of Science, ACS や他の科学、技術、教育団体も署名している。
参考リンク: https://cen.acs.org/articles/95/i42/Immigration-ban-hurts-science-advocacy.html
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